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盗聴発見器のタイプ

　盗聴器は個人でも手軽に買えるため、スパイ活動やストーカー行為による盗聴の

　被害が相次いでいます。

　

　盗聴発見器は数千円から買えるモノから、探偵社や興信所が使用するような数十万円

　するものまでありますが、代表的な盗聴発見器のタイプを紹介します。

簡易型　

低い周波数から高い周波数まで幅広くキャッチし、ネット通販などで

安価で買えます。

このタイプは安価であるためか、周波数の調節が出来ず、かつ感知する

周波数帯が広いため、家電製品の電波から携帯電話の電波まで

はたまた近くの工場から発する電波まで、幅広くキャッチします。

　

盗聴器の電波か他の電波か区別がつかないため、周囲に工場がなく、

家電のない家でないかぎり（ないと思いますが）、あまり意味はありません。

数千円で買えることから、盗聴発見器というよりも、玩具的な使い方の方が

あっているかもしれません。

ただ、「コンセントに盗聴器が入っているかもしれない」など対象物を

電波のない場所まで持ち出して使えば、効果はありそうです。

ワイドバンドレシーバー（受信機）型

こちらは周波数帯を指定してキャッチすることが可能であり

盗聴で使用される周波数をあらかじめ登録されている機種もあります。

値段は１万〜数万円までするもまであります。

　

探偵社や興信所では高機能なワイドバンドレシーバーを使用している

ところもあるようです。

スペクトラムアナライザー

略してスペアナと呼びます。

箱型で小さな画面のある電気計測器で、横軸を周波数、

縦軸を電力・電圧とする２次元グラフを画面に表示します。

価格は100万を超えるものあり、一流の探偵社の盗聴発見機材

として使用されています。

盗聴発見機材として有り余る機能で高価なため、

スペアナを使用していない探偵社や興信所を多く見受けます。