防犯カメラを選ぶ
防犯カメラを選ぶポイント
- 防犯カメラを選ぶとき、まず白黒かカラーかを決める必要があります。
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- 昼間主体か、夜間主体か、昼夜両方撮影するのかで、
- 選ぶ防犯カメラも見えてきます。
- 昼間主体の場合、カラーの防犯カメラでも問題ありませんが、
- カラーの防犯カメラの場合、設置する場所が暗いと見えにくい場合があります。
- 夜間の撮影にカラーの防犯カメラを使用する場合、
- 赤外線投光器をつけるといいでしょう。
- その場合、赤外線の届く距離(投光距離)も確認しておきましょう。
- 夜間主体の場合、白黒カラーの防犯カメラかデイ&ナイト機能付きの
- 防犯カメラがいいでしょう。
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- また屋内か屋外での使用かで防犯カメラのタイプも変わってきます。
- 屋外での使用の場合、雨や風から防犯カメラを保護する必要があり、
- 防滴型の防犯カメラを選ぶか、ハウジングブラケットなどを使用して
- 防犯カメラを保護する必要があります。
- ドーム型の防犯カメラは屋内での使用に向いています。
防犯カメラのタイプ別使い道
- 防犯カメラにもタイプはいろいろあるため、タイプ別の主な使い道をご紹介します。
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- ・ボックス型
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- 現在、最も普及しているスタンダードな防犯カメラです。
- 見た目に威圧感があるため、設置するだけで防犯効果があります。
- ですが、ホテル店内、レストラン店内など落ち着いた雰囲気を損ねたくない
- 場所に向いていません。
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- ※ 主な使い道:店舗・マンション・ビルのエントランス、マンション駐車場など
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- ・ドーム型
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- 半球体形状の防犯カメラで、屋内天井など、人が集まる場所の設置に適しています。
- ボックス型とは対照的に、見た目に防犯カメラとわかりづらいため、
- 雰囲気を損ねたくない店内などに向いています。
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- ※ 主な使い道:室内や、落ち着いた雰囲気の店内、エレベーター天井など
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- ・赤外線型
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- 夜間撮影可能な点が最大のメリットで、夜間時は赤外線を投光して撮影します。
- 注意する点は、赤外線の届く距離(投光距離)には限度があるため、
- 投光距離に注意して選んでください。
- 夜間時は自動で白黒に切り替わるタイプの防犯カメラもあります。
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- ※ 主な使い道:24時間パーキングや閉店後の店内など
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- ・小型
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- 小型のため設置場所を選ばず、設置場所を知られたくない場合に向いています。
- 短所は特殊な防犯カメラを除き、暗闇では映像がほとんど映らない。
- 重要な会話の記録、顧客とのやり取りや、従業員の不正の録画、
- スパイ活動や探偵といった特殊な使い道があります。
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- ※ 主な使い道:オフィス内やタクシーの車内、探偵の尾行調査など
CCDとCMOSの比較
- 防犯カメラのレンズには現在、CCDセンサーもしくはCMOSセンサーの
- どちらかが使用されています。
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- CMOSセンサーの特徴は消費電力が低く、小型化にでき、
- CCDセンサーの特徴は、画質がCMOSセンサーよりいいとされています。
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- CCDセンサーは電荷の読み出し後に単一でアンプを増幅させるに対して、
- CMOSセンサーはセル単位にアンプがあり、セル単位のバラツキを
- 制御出来ないため、CCDセンサーの方が画質がいいと言われています。
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- ですが、デジタルカメラの現在ではCCDの防犯カメラより高画質なCMOSの
- 防犯カメラも見られるようになってきたため、防犯カメラの世界でも
- そのうちCCDより画質のよいCMOSの防犯カメラが出るかもしれません。
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- 現状はやはりCCDの防犯カメラの方が、画質はシャープである
- ということになります。